日立製作所と東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授らは、超小型頭部近赤外光計測装置の試作機を開発したと発表した。脳活動に伴う前頭葉部分の血液(ヘモグロビン)量の変化を計測するもので、複数の人が共存する中で、脳がどのような相互作用を行っているかを解明する社会脳科学などの最先端研究分野への応用が期待できるという。東北大学が脳機能イメージングの知見をもとに研究に必要な要素を提示。日立製作所は試作機の基本原理とシステム構成を開発した。試作機は、頭部に装着するワイヤレスのヘッドセットと計測結果を表示するコンピュータ用アプリケーションソフトウェアの2点で構成。ヘッドセットにより、前頭葉部分の血液量の変化を計測し、測定した信号をヘッドセット内に搭載した専用で直接処理することができるほか、ワイヤレス通信により。

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